《令和6年 地価公示価格発表》 - OAG税理士法人|市ヶ谷・札幌・埼玉・調布・名古屋・大阪・福岡の事務所

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不動産

2024.04.19

《令和6年 地価公示価格発表》

Q. 公示地価とはどのようなものか教えてください。

 

A. その年の1月1日時点で、土地がいくらで取引されるかを示す参考値です。土地の取引価格の参考にしたり、公共事業用地の収用価格を計算するのに使ったりします。

 

1.令和6年 公示地価の内容
今年は全国的に上昇しました。東京のみならず、地方も上昇しています。コロナ禍の影響から回復傾向にあり、その傾向が地方にも広がっているものと思われます。

 

2. 公示地価の金額の変動の影響
公示地価の変動が得か損かは、土地とどうかかわっているかによって変わってきます。

 

①売買や賃貸の場合
公示地価の上昇は、土地を購入したり借りたりする場合は価格が上昇するので、マイナスに要素になりますが、売却したり貸したりする場合にはプラスの要素になります。

 

②固定資産税や相続税の場合
固定資産税や相続税の計算に使う路線価は、地価公示価格等を基に計算した評価額により計算するものとされています。このため、公示地価が上昇すると、土地をお持ちの方は固定資産税が、土地を相続する方は相続税が上昇することになります。

 

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