《相続放棄をした母が受け取った生命保険金に相続税はかかる?》 - OAG税理士法人|市ヶ谷・札幌・埼玉・調布・名古屋・大阪・福岡の事務所

INHERITANCE相続相談

相続税

2024.06.28

《相続放棄をした母が受け取った生命保険金に相続税はかかる?》

Q.

 兄が亡くなり、相続人は母一人でしたが、相続放棄をしたため、妹の私が相続人となりました。

相続財産は基礎控除額を超えており、相続税がかかるそうです。

兄の財産は有価証券と預貯金のほか、母と私がそれぞれ受取人の生命保険(※)があります。母は相続放棄をしていますが、受取った生命保険金に相続税はかかりますか?
※兄が契約者・保険料負担者・被保険者の保険契約

 

A.

 生命保険金は相続財産ではありませんが、みなし相続財産として課税の対象となります。
相続財産は基礎控除額を超えているとのことですので、相続放棄をしている場合でも、相続人以外の者として生命保険金を受け取ったことになり、相続税がかかります
 生命保険金には、「500万円×法定相続人の数」によって計算した金額までは相続税がかか
らない非課税規定があり、相続人はこの規定の適用を受けることができますが、相続放棄をした相続人は、初めから相続人にならなかったものとみなされるため、母には適用がありません。従って受取った生命保険金が課税の対象となり、相続税がかかります。

 

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