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新しいAI時代に、もう一段の成長を期しましょう
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新卒の意見

<2019年07月号>
 
     
 

   街で見かける毎年恒例の新卒社員も早3カ月、研修期間もそろそろ終わり、新しい職場で本格的な社会人生活がスタートします。そんな時期の大手企業の新入社員が漏らした一言が「会社は枠にはめよう、はめようとしている」です。

   その時は、そんなものだよと聞き流したんですが、妙に気に掛かり始めたんです。日本のイノベーション力とか企業力は、ここ2、30年の間に落ち始め、並の国になってしまったという自覚は多くの企業経営者から発せられています。そして、誰もが捲土重来を期すために、新しい考え、新しい感覚を大切にするという話をよく聞きます。しかし、前述の「枠にはめる」と矛盾しているんです。そこに引っ掛かりを感じたんです。

   そういえば、就活生のリクルートルックというか、ワンパターンの服装も十年一日がごとく、まったく代わり映えしないばかりか、苦役を強いられた囚人の様に見えなくもありません。これから社会という大航海に向かう若人らしさを感じられないんです。誰の責任でしょう。

   多分双方に責任はあるのでしょうが、大半は我々大人の責任でしょう。何故なら就活生は弱い立場にあり、大人達が強制しているからです。

   そうなんです。若人を枠にはめたがっているんです。枠にはめて、企業が成長すれば良いんですが、そんなことはありません。

   この前亡くなられた堺屋太一さんが、「最適工業社会」と「知価社会」という2つの言葉を残しました。高度成長期の日本の社会は、正に最適工業社会として世界を席巻しました。しかし、知価社会になった現在では、「並の国化」してしまいました。何故なんでしょうか。

   知価社会では、個人の能力を如何に伸ばすのか、それを集団の能力にどう組み込むのか、個人の利益と集団の利益をどう融合させるのか、が問われているんです。最適工業社会から知価社会へというパラダイムシフトが起こったのに、パラダイムシフトができていないんです。

   令和という元号に改まり、新しい時代を迎えました。我々は積極果敢にパラダイムシフトを受け入れ、知価社会をどう生き残るのかを真剣に考えなければなりません。そして、新しいAI時代に、もう一段の成長を期しましょう。

        

 
 

 

OAGグループ代表 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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