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問題解決=ブルーオーシャン探し
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課題先進国

<2019年06月号>
 
     
 

   東京大学元総長で三菱総合研究所理事長の小宮山宏先生は、「日本は課題先進国」であるといいます。先進国とは、世界の先端を走っている国を意味しますから、かつても今も米国でしょう。しかし、課題の先進国となると、日本がトップに躍り出るということです。

   日本の課題を列挙してみましょう。
   ○ 人口減少(少子化は未来の生産人口が少なくなる=納税者の減少)
   ○ 高齢化(社会福祉費用の増大)
   ○ 経済格差(日本では、まだ暴動が起こるほどではありません)
   ○ 人工知能(人はどうなってしまうのかという、漠たる不安)
   ○ 長寿化(定年後40年生きなければならない=お金をどうするんだという
      切実な不安)
   ○ 地方の消滅(例えば、秋田県は2040年に人口が3分の2以下になるという
      統計)
   この他にも挙げればきりがありません。小宮山先生の言葉の意味がよく分かります。

   さて、会社経営の課題を挙げてみます。それこそ千差万別・多数が挙がると思うんです。OAGの例ですと、「ITやRPA(人工知能を備えたロボット)をどう活かすのか」「お客様へのお役立ち・貢献をどう増大させるのか」「お客様のインフラに成りたいと思っているが、どうしたら成れるのか」「働き方改革や人材確保、人材教育をどうするのか」等々、枚挙にいとまがありません。その上、「どこから手を付けるのか」「優先順位はどうするか」等々、どれもこれもややこしい問題です。これらの課題はOAGだけにあるのではなく、内容こそ違えど日本中に山積みですね。

    しかし、この問題解決へのアタックこそが、ブルーオーシャン探しに他ならないと思っています。今、巷では「エッ」とうなる様な商品・サービスが出ています。例えば、急成長しているIT企業の「OPTiM(オプティム)」もその一例です。これらを知ることも刺激的です。

    時代は確実に進み、自社の歩みには歯がゆさも感じます。ただ、どんな新商品でも、初めは課題解決からスタートしているのです。そこにブルーオーシャンが有ったということではないでしょうか。

   我々中小企業にとって、あっと驚く様なブルーオーシャンを見つけるのは簡単ではありません。しかし、問題解決=ブルーオーシャン探しと考えると、元気も出てきます。人があっと驚く程ではないけど、「小さなブルーオーシャン」は、いたるところにある気がします。ともすると後ろ向きになりがちな課題解決ですが、ブルーオーシャン探しであれば、まったく新しい局面が見えてきます。

   国も会社も課題山積み、そこに宝の山を見つけることが、我々経営者の仕事ということですね。

        

 
 

 

OAGグループ代表 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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