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目標を定めると、できるというボタンしか押さないんだそうです。
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片方のボタン

<2018年11月号>
 
     
 

   「2」という数は、謂れの多い数ですね。右手と左手、太陽と月(陰陽)、男と女、夫婦、錠前(鍵と鍵穴)、紅白、白黒、〇か×か、勝負(かちまけ)、プラスマイナス、これら全てが「2」という数です。貸借対照表(借方と貸方)、損益計算書も「2」ですね。

   私達は日常生活においても、食事をするかしないか、映画に行くか行かないか、運動するかしないか、仕事をするかしないか、勉強するかしないか…と、おおよそ「2」者択一の行動をしています。

    話は変わりますが、私の友人であり尊敬する先輩でもあるIさんは60歳から空手を始めて5段に昇段し、かつ開脚すれば180度に脚が開き、おへそが床に着きます。私が「凄いですね」と驚嘆していると、「大したことはありません。必ずできるんだ、できるんだと思い続けてやっていたら、できただけです」「多くの人は『できるかな』というボタンと、『できないかな』というボタンを両方押したり(アクセルとブレーキを同時に踏むようなもの)、交互に押したりするから、結局できないのではないですか」と言われたんです。

   Iさんは、目標を定めると、できるというボタンしか押さないんだそうです。「仕事も何もかも、できるという片方のボタンしか自分には無いんだ」と言っているんです。「できるというボタンを押したら、直ぐにできるものなんて、何もありません。でも、いずれはできる」と断言していました。できるボタンの効用は、できるための工夫・問題解決の糸口の発見・ひらめき・実行力・共感力、これらのものを総動員しなければならなくなることにあるんだと思います。

   それにしても、この様な人を人生の達人というのでしょうか。しかし、我々凡人には、こうはいきません。ボタンは相変わらず2つあり、交互だったり、同時に押してしまいそうです。さて、どうするかです。できるボタンを長く押す訓練をして、人生の達人の域に近づくというのはどうでしょうか。
片方のボタン
   何事も訓練です。初めはできないボタンの時間が長くても、いずれは逆転し、できるボタンの時間が長くなります。人生は一回きりです。肯定的で、楽観的な人生の一助になることは請け合います。

        

 
 

 

OAGグループ代表 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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