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変化に戸惑っている訳にはいかないんです。
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シンギュラリティ

<2016年7月号>
 
     
 

 先日、『エクサスケールの衝撃』の著者、齊藤元章さん(医師・医学博士・米国コンピューター業界栄誉賞受賞・コンピューター技術開発会社(株)PEZY Computing代表取締役社長)の講演会に行ってきました。コンピューターは1年で100%成長して、半導体は60%成長するといわれています。人間の知能をあらゆる意味で超える(一部では既に超えていますが)コンピューターの完成は直ぐそこに来ているようです。これを「シンギュラリティ(技術的特異点)」と呼んでいます。自ら考えて自律的に進化するコンピューターが出現するということです。

 このような未来は、いったいどんな時代になるんでしょうか。それが『エクサスケールの衝撃』に書かれていて、齊藤さんの講演のテーマでもありました。確かな事は
・「人間の知能を超えるコンピューターは直ぐに出現するという事」
・「それが進化し続けそうだという事」
・「決して暗い、悪い話ではなかったという事」
・「人はその時どうなっているかは、私には分からなかったという事」
である事は分かりました。本にはバラ色の未来予想図が書いてありますので、興味のある方はぜひお読みください。

 そういえば、東京大学の28代総長の小宮宏先生は、20世紀を「知の爆発した世紀」と呼んでいます。1901年から始まる20世紀は知が爆発した世紀で、それが現在も加速して進んでいるということでしょうか。ライト兄弟が動力によって飛行機を飛ばしたのは1903年、最初は36.5mだったそうです。そして1969年にアポロ11号に乗ってアームストロングさんとオルドリンさんが月面に着陸しています。たった66年後のことです。加速度的に進歩して続けているという証です。

 我々は進歩が当たり前の時代に生きています。中小企業が元気で成長するには、このような変化する環境を喜んで迎えるしか方法はないのでしょう。

 口で言う程、簡単ではありません。私に至っては、スマートフォンすら完全に使いこなせてはいません。それでもITをコアとした進歩に「待った」はありません。変化に戸惑っている訳にはいかないんです。何故なら、相変わらず変化の中心には、常に人がいるからです。その上、1,000年も2,000年も、人間の感情はまったく変わりません。「やる気になったり、ならなかったり」「良い事もすれば、悪い事もします」「ほめる事もしますし、悪口も言います」。

 モチベーションという全くあてにできないものが、人の正体です。経営とは企業を成長発展させることです。すさまじい環境変化に、全く変化しない人を如何に乗せるか。経営とは、そういうことなんでしょう。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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