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元気な会社を創るとは、従業員を元気にすることにあるようです。
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従業員が元気

<2013年3月号>
 
     
 

ある会合で、「元気な会社は、働いている従業員が元気なんだよ」「社長が元気な会社じゃないんだよ」と言われた事が妙にひっかかりました。「社長が元気な会社は、従業員まで元気なんだ」という刷り込みがあったせいかもしれません。

言われてみれば確かにその通りで、社長の元気には見かけ倒しもあるし、強がりもあるし、100%ではないよなと納得しました。そしてすかさず、では「従業員が元気な会社は、どんな会社ですか」と問い掛けたところ、次の三点を挙げてくれました。

(1)風通しが良いこと(自分の意見を言えること)
(2)社長と従業員のベクトルが一致していること(何をすれば良いのかが分かっていること)
(3)自分(従業員)の利益が明確であること

いずれも、言葉では簡単ですが、実行するには、かなり難儀をしそうです。

(1)「風通しが良い」とは、従業員にアイデアや意見を考えさせる風土があり(考える土壌がある)、それを取り上げる仕組み(押さえ込まない)を持ち、かつ実行されていることだと思うんです。

(2)「ベクトルが一致している」とは、目指す方向や目標が共有されていて、全ての従業員に納得感を持って受け入れられているということでしょう。

では、納得感のある目標とは、どのような目標でしょうか。私は、少し頑張れば達成できる目標だと思うんです。従って、会社によって目標は違うことになります。対前年10%なのか20%なのか、はたまた違うのか。この共有(納得)できる目標設定こそが、社長の仕事という人もいるくらい大事な事なんです。「少し頑張れば」とは、どのあたりか、ここの「カン」どころが決め手になりそうです。

(3)自分(従業員)の利益が明確に分かること。これも難題ですね。まず、利益って何ですか? 給料ですか? どうも給料だけではなさそうです。役職ですか? それもありますね。しかし、それだけでもないですね。好きな仕事ができる。期待されている。部下や同僚から頼りにされている。これは、利益でしょうか。私には、利益のような気がします。

人は皆、成長したがっています。だとすれば、「成長」こそが利益なのかもしれません。成長する仕組みを、どう会社の中に組み込むのか。具体的には、どうすれば良いのか。自問しても、答えは簡単には見つかりません。

しかしどうやら、元気な会社を創るとは、従業員を元気にすることにあるようです。打つ手は、ありそうです。どこまでできるかが、成長の鍵のように思います。明日に向かって、進みましょう。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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