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「不安定こそが」知恵の源泉

<2011年12月号
 
     
 


誰もが望まない不安定。不安定はイライラを生み、睡眠不足を生み、会社の存在を危うくさせ、社員の
定着率を落とし悪い事ばかりのようにとられます。

では、安定は何を生むのでしょうか。快適な睡眠、円満な性格、会社の存立が盤石になり、社員の定
着率は上昇し、いい事ばかりという事になってしまいます。

本当にそうでしょうか。安定ってそんなに素晴らしいものなんでしょうか。最高なんでしょうか。最近の
世の中の風潮からして、「安定させろ」「不安をなくせ」と声高に叫ぶ声がやたらと聞えてきます。

しかし、ビジネスの世界は不安定だらけだし、人が生きるとは不安定の中を生きていくという事にほかなりません。

会社を経営する上で、一番の不安定要素は、売り上げ=お客様です。これが「安定してくれたら」という声はよく聞くのですが、お客様が安定する訳がありません。お客様は自分の好きな物しか買ってくれません。嫌いになったら、買ってくれる訳がありません、私達もそうしているではありませんか。

この不安定があるからこそ、創意工夫があり、差別化があり、商品開発があり、お客様第一主義があります。不安定こそが知恵の源泉なんだと考えるべきです。

そもそも安定は漫然を生み、内ち向き思考を生み、事なかれを生み、それこそ決定的なダメージを企業に与える気がしてなりません。

今、我が国はデフレスパイラルの中にあり、成長率は零に近く、失われた20年、失われた30年になろうとしています。これこそ安定を求めた過ぎた結果ではないかという気がします。

日本は世界で最も先進の社会主義国家とも言われています。これも国民が安定を求めた結果ではないでしょうか。

会社においても減点主義がまかり通り、何もしない事が出世するという風潮になっています。企業は成長しなければ生きていけません。その成長には社員のモチベーションを如何に上げるかにかかっています。給料を上げることが難しくなる中どうしたらいいのか、ここが大いに悩むところです。

世の中デフレです。それぞれ社員を評価した上で、賃金ダウンを考えては如何でしょうか。勤めていれば昇給はともかく賃金ダウンは考えていない人にショック以外の何ものでもありません。

勤めていれば給料が同じ程度もらえるという環境を少し変える必要があるのではないかと思い始めています。社員の身分に「さざ波」を立てる。

その事は社内に波紋をもたらし、緊張感を生む結果になると思います。くれぐれも賃金の一律カットと
か賃下げがテーマではありません、漫然を諌めたいだけです。

そして「元気な会社を作る」という、この永遠テーマの一手法であると思っています。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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