OAG税理士法人ロゴ
企業は人の集団であり、経営とは言うまでもなく、目標に向かい、全従業員が一丸となって努力をすること
SitemapEnglish

OAG
お客様専用ダイヤル 03-3237-7500
 
 
  コラム目次へ
元気な経営を目指して
―  受け止める ―
<2008年4月号
 
     
 

前回「スーパー経営者」のことを書きました。スーパー経営者というと饒舌であるとか、エネルギーがあるとか、アイデアがあるとか、何か発信型の人間が圧倒的に多いような気がします。

例えば、アントルプレナーシップ(起業家精神)という言葉がありますが、この言葉にワクワクするのは、やはりアントルプレナーを目指す人々であって、会社のスタッフは必ずしもワクワク、ゾクゾクはしていないというのが現実なのかという気がします。

とかく人は、何でも自分の尺度で計ろうとします。自分のモチベーションが上がるから、他人も上がるというのは勘違いなのです。

企業は人の集団であり、経営とは言うまでもなく、目標に向かい、全従業員が一丸となって努力をする。ないしは努力させる集団を作るということに他なりません。口では簡単に言えますが、現実はとても難しい事です。とはいえ、経営者として何とかしなければなりません。

さて、スタッフ・経営幹部は何を一番望んでいるのでしょうか。彼らの側から考えてみましょう。彼らは、会社の目標も理解していて、毎日そのために真面目に働いています。コツコツと努力を積み重ねています。

でも、自分のこの努力を経営者がどこまで分かってくれているのか不安でしょうがない。あるいは、分かってほしいと強い願望を持っています。

しかし、スーパー経営者はとても忙しく動き回っていて、ちゃんと見てくれているのかなという不安があるものの、「まあ、いいか。悪い会社じゃないし、悪い経営者でもないから」というのが一般的かなと思います。そうです「まあ、いいか」なんです。「まあ、いいか」で満足出来ないとしたら、何をすべきなのでしょうか。

ここでお分かりのように、彼らのモチベーションを向上させる最大の方法は、「聞いてあげる」「受け止めてあげる」「認めてあげる」「褒めてあげる」「理解してあげる」ということのような気がします。

スーパー経営者の得意とする「発信力」ではなくて、何でも受け止めるという「受信力」こそが、彼らが望んでいることなのです。

受け止めたら、必ずアクションを起こさなければなりません。その結果、問題点が発見されるでしょうし、適材適所に人員を配置することもできるでしょうし、彼らとのミスマッチを多数発見することもできるでしょう。とにかく一番苦手な「聞く」能力が期待されているという話です。  
 

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※経済界倶楽部発行「出会い」掲載

 
 


▲このページのTOPへ
 

 
個人情報保護方針    個人情報の取扱い    お問い合わせ
copyright (c)2007 OAG Certified Public Tax Accountant's Corporation