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「社員寮」はあくまでも手段であって、人と人との触れ合いやコミュニケーションが目的なのです。
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元気な経営を目指して
― 最近、社員寮が流行っているのをご存知ですか? ―
<2006年11月号
 
     
   バブル崩壊後 約20年、それまでの日本経済は「土地は必ず上がる!」という土地神話の元、大企業から中小企業まで、本業はさておき、銀行からお金を借りては土地を買っていました。
当然、値上がり期待ですから何でもありの状況で、賃貸物件や社宅、保養所まで幅広い不動産を購入していました。

 しかし、バブルが崩壊すると同時にほとんどの企業は、本業に不要な資産は投売りに近い状態で売却(法的に整理されたものを含めて)しました。

 その「社員寮」をまた買えというか? 過去の苦い経験から何も学んでいないことになりかねない、そんなお叱りを受けそうです。しかしそうではないのです。「社員寮」を買えというのではありません。
「社員寮」を用意し、社員を半ば強制的に3年位その「社員寮」で生活させるのだそうです。
何の目的で? ということですが、

 (1)企業に対するロイヤリティを高める
 (2)同期入社のとしての社員の一体感、仲間意識を持たせる
 (3)社員同士のコミュニケーションの場
 (4)結果として、全員が一丸となって企業業績の向上を目指す

というところでしょうか。

 昨今SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を含めた様々なIT技術の進化により、何を今更「社員寮」なんだと言われてしまいそうですが、所詮人間は感情の動物、人と人との直接的な触れ合いが何よりも大切であり、触れ合ってこそ友情や仲間としての一体感、ロイヤリティが育まれるという現実がそこにはあるのです。

 私たちが若い頃、旅行などは高嶺の花で個人では全く行くことなど出来なかったため、社員旅行は大きな楽しみの一つでした。運動会も同じ事です。
しかし、経済の発展と生活環境の向上に伴い社員旅行は個人旅行に換わり、運動会をやる会社はほとんど見当たらなくなりました。
そしてITの進化は、隣にいる人に対してもメールでコミュニケーションを取るようになり、人と人との直接的な触れ合いの希薄化は益々進んでいます。しかし同時に、人と人との触れ合いなくして実際には企業の成長はありえないと、世の中は気付き始めたように思えるのです。
それこそがこの「社員寮」の復活に繋がっているのです。

 中小企業にとって「社員寮」なんてとてもじゃないと思っているでしょうが、「社員寮」はあくまでも手段であって、人と人との触れ合いやコミュニケーションが目的なのです。
考えてみてください。目指すべき企業業績向上のために何かが出来るはずなのです。
 
 

 

(OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著)

※経済界倶楽部発行「出会い」掲載

 
 


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